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#7 横隔膜を大きく動かしましょう

更新日:2022年5月3日

こんにちは!


前々回はお腹から自分で自律神経を整えられますよ

前回は毎朝セルフチューニングを続けたらいいですよ


こんなお話をしました。

そのお話をもう少し続けます。


呼吸法には大きく分けて胸式呼吸と腹式呼吸があります。

ご存じでしょうか?


胸式呼吸は胸郭を広げて呼吸する方法

腹式呼吸は横隔膜を意識して呼吸する方法


少しやってみてください。

立ちながらでも座りながらでもOKです。


専門家(*)によると、


“人は呼吸運動により肺胞に酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出します。肺は胸膜に包まれ、胸かく内の胸膜腔内に存在します。肺は自分で伸びる力はありません。胸郭を形成する肋骨と横隔膜の伸縮運動により肺は膨らみます。”


また、


“息を吐く時には肋間筋とともに横隔膜も弛緩して、肺は自分がもつ収縮力で収縮しつつゆっくりと肺内ガスを吐き出し、胸郭はそれに伴い元の大きさに戻ります。横隔膜の働きは外肋間筋の働きより大きく、安静時呼吸の70-80%を担っています。”


横隔膜は常に動いて主要な役割を担っています。

図で見るとイメージしやすいですね。


MSDマニュアル 家庭版より引用させていただきました。)


ところで、


気持ちを落ち着けたい時に深呼吸をした経験はないでしょうか?

ありますよね、きっと。


お分かりかと思いますが、深呼吸をすると横隔膜が大きく動きます。

上の図では収縮して下に下がります。


胸骨のすぐ下の辺りはみぞおちと呼ばれます。

そこには太陽神経叢という、自律神経をコントロールできる神経があります。


腹式呼吸で横隔膜をしっかり動かすと、

その太陽神経叢が刺激され、活性化されるのです。


ゆったりとした大きな腹式呼吸で意識的に自律神経をコントロールできる。


私たちが知っている「深呼吸」

これを必要な時に意識して使うことで、心の状態を良くすることができるのです。


(*)上智大学理工学部情報理工学科荒井研究室のホームページを参照しました。


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