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#14 部分力と中心力 - 大谷翔平選手の記事から学ぶ

更新日:2022年5月3日

こんにちは!


4月も後半に入りました。

ゴールデンウィークも間近ですね。


さて、今日はこちらを題材にしたいと思います。


大谷翔平の走力をメダリスト朝原宣治が分析。

「股関節と肩甲骨の使い方がうまい」


ん?見たことあるな?

と思った方がいらっしゃるかもしれません。


2021年7月15日にWeb Sportivaで発信された、中村計氏の記事です。


朝原さんは4×100mリレーの五輪銀メダリストですよね。

短距離走を自らの身体で誰よりも深く知る人が、大谷選手を分析することで野球という環境での走りを面白く観察させてくださいます。


よろしければ記事全文をご一読ください。

今日時点では公開されています。


冒頭、こういう話で始まります。


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大谷選手はゼロ発進も非常にうまい。

野球選手は一歩目を蹴り上げる傾向にあるので、二歩目が遅れる。足が後方に流れ、体の中心が動き出すのが遅れてしまう。

大谷選手は、体全体をボワッと動かす。一歩目から足だけでなく、腰や上半身が連動して動く。足だけでスタートするとその後どうしても回転数が上がってこないが、そうなっていない。

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三盗は動きながら、跳ねながらのスタートになるのに対して、二盗はほぼ静止した状態からのゼロ発進。それも上手いという話です。


その理由として、次のような話をしています。


==

大谷選手は股関節と肩甲骨の使い方がうまいのでしょう。

普通、あれだけ足が長いと、長い棒を振り回すような走りになりがち。

しかし、大谷選手は末端を振り回すのではなく、体の中心から末端に力を伝えている。

体が大きな選手は力が外に逃げてしまうと重たいだけになってしまいがち。

だが、大谷選手はそうなっていない。

彼は本能的に初速の出し方を知っている気がします。

==


上の引用部分からさらにキーワード/フレーズをピックアップしました。


足だけでなく、腰や上半身が連動

股関節と肩甲骨の使い方

体の中心から末端に力を伝達

本能的に


コアチューニング®︎はまさにこのような身体づくりをイメージしています。


そして、皆様に意識していただきたいのは、

これは本来、皆に備わった機能だということです。


そうしていくのが、チューニング。

トレーニングでなく、チューニング。


トレーニングと並行することで、トレーニングが実を結びやすくなります。

本来持っている能力を使える身体になっていきます。


保有能力を発揮能力に。

そうできる状態の身心を「自然体」と呼びます。


大谷翔平選手は自然体の上に野球選手に必要な能力や技能を積んでいると思います。


私たちも自然体の上に必要な努力を重ねていきましょう!

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