#11 今どきの肩甲骨を取り巻く環境
- YUJI HONDA
- 2022年4月13日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年5月3日
こんにちは!
前回に続いて肩甲骨を話題にします。
みなさん、今日の身体の調子はどうですか?
背中、肩、首の周りはどうでしょう?
その場で肩を大きく回してみてください。
スムーズに動きますか?少しつかえますか?
実は、柔らかい人の肩甲骨はものすごくよく動きます。
胸を開いて左右の肩甲骨を寄せると、びっくりするくらい、ひっつくくらい近づきます。
若いお友達やお子様にやってみてもらってください😁
肩甲骨と体幹との接点は鎖骨との一点だけです。肩鎖関節ですね。
肩甲骨はさまざまな方向に動きます。
※理学療法士の阿部元隆先生のページを参照させていただきました。
ですが、
肩甲骨が本当はこんなに動くなんて、あまり知られていないかもしれません。
知らないと意識しないので、あまり動かしていないですよね、きっと。
今はゲームをしたり、パソコンが多かったり、
身体を動かすより、リモートで仕事をすることが多いですね。
家事でも身体を動かすことが減ってきました。
腕を上に伸ばして洗濯物を干すこともあまりないように思います。
一方で、肩こりと腰痛の悩みは多いそうです。
そうなると普段の生活の充実感が下がりますよね。
いつも痛みや違和感があってスッキリしない。
肩甲骨にはなんと17種類の筋肉が付着しています。
関節が1箇所で不安定なところを筋肉に支えられています。
だから、筋肉を緩めておかないといけないわけです。
それには動かすこと、その部分に意識を向けることが大切です。
筋肉も動かなかったり歳を重ねたりすると硬くなりますからね😅
人間の身体の60-70%は液体成分、筋肉も液体成分です。
止まってしまうと腐ってしまう。
肩甲骨を内転させてみてください。
後ろでグーっと寄せてみてください。
その状態で呼吸してみてください。
吸ってー、吐いてー。
次は思いっきり猫背になって呼吸してみてください。
吸ってー、吐いてー。
どうでしたか?
肩甲骨がへばり付いている状態では呼吸が浅くなります。
呼吸は浅くなると速くなります。
そうなると心のゆとりがなくなります。
身体と心はつながっているからですね。
逆に肩甲骨を緩めると呼吸が楽になります。
背筋が伸びて、姿勢がキレイになります。
脳への血流量が増えます。
どうでしょう?
イメージできるのではないでしょうか?
ぜひ肩甲骨を緩めてみてください。
次回は、その方法としてオススメしているセルフチューニングについてお話します。
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