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#11 今どきの肩甲骨を取り巻く環境

更新日:2022年5月3日

こんにちは!


前回に続いて肩甲骨を話題にします。


みなさん、今日の身体の調子はどうですか?

背中、肩、首の周りはどうでしょう?


その場で肩を大きく回してみてください。

スムーズに動きますか?少しつかえますか?


実は、柔らかい人の肩甲骨はものすごくよく動きます。

胸を開いて左右の肩甲骨を寄せると、びっくりするくらい、ひっつくくらい近づきます。

若いお友達やお子様にやってみてもらってください😁


肩甲骨と体幹との接点は鎖骨との一点だけです。肩鎖関節ですね。

肩甲骨はさまざまな方向に動きます。

理学療法士の阿部元隆先生のページを参照させていただきました。


ですが、


肩甲骨が本当はこんなに動くなんて、あまり知られていないかもしれません。

知らないと意識しないので、あまり動かしていないですよね、きっと。


今はゲームをしたり、パソコンが多かったり、

身体を動かすより、リモートで仕事をすることが多いですね。


家事でも身体を動かすことが減ってきました。

腕を上に伸ばして洗濯物を干すこともあまりないように思います。


一方で、肩こりと腰痛の悩みは多いそうです。

そうなると普段の生活の充実感が下がりますよね。

いつも痛みや違和感があってスッキリしない。


肩甲骨にはなんと17種類の筋肉が付着しています。

関節が1箇所で不安定なところを筋肉に支えられています。


だから、筋肉を緩めておかないといけないわけです。


それには動かすこと、その部分に意識を向けることが大切です。

筋肉も動かなかったり歳を重ねたりすると硬くなりますからね😅


人間の身体の60-70%は液体成分、筋肉も液体成分です。

止まってしまうと腐ってしまう。


肩甲骨を内転させてみてください。

後ろでグーっと寄せてみてください。


その状態で呼吸してみてください。

吸ってー、吐いてー。


次は思いっきり猫背になって呼吸してみてください。

吸ってー、吐いてー。


どうでしたか?

肩甲骨がへばり付いている状態では呼吸が浅くなります。

呼吸は浅くなると速くなります。


そうなると心のゆとりがなくなります。

身体と心はつながっているからですね。


逆に肩甲骨を緩めると呼吸が楽になります。

背筋が伸びて、姿勢がキレイになります。

脳への血流量が増えます。


どうでしょう?

イメージできるのではないでしょうか?


ぜひ肩甲骨を緩めてみてください。

次回は、その方法としてオススメしているセルフチューニングについてお話します。


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