腹式呼吸と腹圧調整
- YUJI HONDA
- 4月13日
- 読了時間: 3分
更新日:4月13日
人間は筋肉で立っていると思っていませんか?もちろん筋肉なしでは立てません。でも、真っ直ぐ立つには腹圧(腹腔内圧)がとても大切なんです。特に良い姿勢を保つには腹圧が超重要です。
毎週日曜日9時からオンラインで行われている「コアチューニング・オンラインスクール」。今回のテーマは腹式呼吸と腹圧調整について、東京都大田区を中心に活動している岩下充成講師による講義でした。
オンラインスクールはいつも、参加者がひとりずつ近況を話してスタートします。今日はひとりの方がこんな話をしてくださいました。
「最近、腹圧で立っているのをますます感じてきました。脊柱起立筋だけでは支えられないです。」
脊柱起立筋とは、首から背中、腰までを縦方向につなげている筋肉です。いくつもあるので、筋というより筋群です。垂直方向に重力に抗う(あらがう)ので抗重力筋群とも呼ばれます。
皆さん、朝起きて立ち上がった時、スッと真っ直ぐ立てますか?少し腰が引けたような感覚はありませんか?ずっと仰向けに寝て腰がベッドに沈み込んでいるのか、私はそんな感覚を持つことが多いです。今日の別の参加者の方は、起きた時は少しふわふわしているとおっしゃっていました。フラーッとする。足の裏が少し痛くて血流が滞っている感じ、とも表現しておられました。
このような現象は、腹圧調整をするとすぐに解消されます。腹圧調整とは、セルフチューニングで最初にする体操です。息を3秒吸ってお腹を張り、10秒で吐いてお腹を空っぽにする。手の指を柔らかく曲げ、息を吐きながら親指以外の4本でゆっくりお腹を押し込みます。押す場所は7箇所。みぞおち→おへその少し上→下腹部→右の腰骨の内側→右の肋骨の内側→左の肋骨の内側→左の腰骨の内側の順、押し込む回数は各箇所3回ずつです。
朝にこれをすると腰の上で上半身がスッと立ちます。姿勢が綺麗になり、綺麗な姿勢は印象を変えます。お腹を緩めると血行が良くなり、末端に血が巡ります。すると眼がパッチリして表情が豊かになります。
寝る前にすると翌朝の目覚めが良くなります。睡眠時間が短くなるなぁという日は、ぜひ布団に入る前に意識的にゆっくり息を吐きながら腹圧調整をしてみてください。副交感神経を優位にして眠りにつくと、睡眠の質が上がります。
コアチューニング®︎は1日20分でできる驚きの身心調律メソッドです。誰でも自分で自分のからだを整えることができます。興味をお持ちでしたら、オンライン(ZOOM)開催の「30分コアチューニング体験」にご自宅からご参加ください。お腹を緩める体操を体感していただいた上で、何でもご質問をお受けしています。

コアチューニング・オンラインスクールについて
コアチューニング®︎のことをもう少し時間をかけて学びたい。実技もしっかり身につけたい。そんな方には、こちらのオンラインスクールがお勧めです。
コアチューニング®︎への理解が劇的に高まり、ご自身の体調管理、大切な人へのアドバイス、トレーナーや施術家の方はお仕事に大きくプラスになるでしょう。
オンラインスクールの概要
コアチューニング®︎の全範囲を30週でカバー
月々5,500円でコアチューニング®︎専門学校とも言える内容を学習できる超お得講座
毎週日曜日の午前9時から60〜90分、Zoomによるオンライン開催
毎回、座学と実技指導で構成
参加できなかった方のために録画を配信(座学部分のみ)
JAPANコアチューニング協会の認定講師10名が順に担当(私も担当しています)
そのほか、
月1回、リアルタイムZoom体操教室が開催されます(自由参加)。
不定期で、美容・ダイエット、治療、スポーツなどの専門家による部門別セミナーが不定期で開催されます。
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